予防接種

予防接種について

予防接種について

ワンちゃん・ネコちゃんを病気から守るためには、病気の「早期発見」に努めるだけでなく、ワクチン接種により「病気予防」に努めることも重要です。ワクチンを接種することにより、死亡率の高い様々な病気を予防することができます。
ですので、大切な「ご家族」を病気から守るためにも、「転ばぬ先の杖」として必ずワクチン接種を受けさせてあげるようにしてください。

初めてワクチン接種をされる方へ

体調が悪い時のワクチン接種はお避けください。また接種後のシャンプー、激しい運動も避けるようにしてください。
ワクチン接種後には接種反応が出ることもあり、もし注射部分に痛みや腫れ、元気がない、食欲不振、顔や目が腫れるなどのアレルギー反応がみられた場合には、すぐに当院までご連絡ください。

犬のワクチンの種類

犬のワクチンの種類

狂犬病ワクチン

法律で接種することが義務付けられているワクチンです。現在、日本には狂犬病の犬はいないとされていますが、海外から流入してくるケースもありますので、必ず受けさせてあげるようにしてください。

混合ワクチン

これから流行する可能性のある病気を予防するためのワクチンです。予防できる病気の中には、死亡率の高い病気もありますので、ワクチン接種を受けることで、病気予防に努めるようにしましょう。

ワンちゃんの場合、生後60日目、生後90日目、生後120日目の計3回接種して頂き、それ以降は年に1回接種することになります。

犬6種混合ワクチン

こちらのワクチンを接種することで

  • 犬ジステンパー
  • 犬伝染性肝炎
  • 犬アデノウイルス2型感染症
  • 犬パラインフルエンザ
  • 犬パルボウイルス感染症
  • 犬コロナウイルス感染症

といった病気を予防することができます。
このうち「犬ジステンパー」は死亡率も高く、また治療後も様々な後遺症に悩まされる可能性のある怖い病気です。

犬9種混合ワクチン

こちらのワクチンを接種することで、上記の「犬6種混合ワクチン」で予防できる6つの病気に加えて、

  • 犬レプトスピラ感染症のコペンハーゲニー型
  • 犬レプトスピラ感染症のカニコーラ型
  • 犬レプトスピラ感染症のヘブドマディス型

といった病気を予防することができます。
この「犬レプトスピラ感染症」は人にも感染する可能性のある怖い病気です。当院では予防ワクチンとして、3種類の血清型を使用しているものを採用しております。

猫のワクチンの種類

猫のワクチンの種類

混合ワクチン

これから流行する可能性のある病気を予防するためのワクチンです。予防できる病気の中には、死亡率の高い病気もありますので、ワクチン接種を受けることで、病気予防に努めるようにしましょう。

ネコちゃんの場合、生後60日目、生後90日目の計2回接種して頂き、それ以降は年に1回接種することになります。

猫3種混合ワクチン

こちらのワクチンを接種することで、

  • 猫カリシウイルス感染症
  • 猫ウイルス性鼻気管炎
  • 猫汎血球減少症

といった病気を予防することができます。
このうち「猫汎血球減少症」は、体力のない子猫の場合、1日で死に至る可能性のある怖い病気です。

猫5種混合ワクチン

こちらのワクチンを接種することで、上記の「猫3種混合ワクチン」で予防できる3つの病気に加えて、

  • 猫クラミジア病
  • 猫白血病ウイルス感染症

といった病気を予防することができます。
このうち「猫白血病ウイルス感染症」は、猫を家の外に出さなければ感染する確率は非常に低いと言われています。ですので、反対に「猫を家の外に出すことがある」という方につきましては、こちらの「猫5種混合ワクチン」を接種されることをおすすめします。

定期健診について

定期健診について

ワンちゃん・ネコちゃんを病気から守るためには、病気の「早期発見」が重要なのですが、その「早期発見」のためには、年に1回程度、動物病院で定期健診を受けることが重要です。特にご高齢のワンちゃん・ネコちゃんにつきましては、そうして定期的に健診を受けることで病気の早期発見だけでなく、食事や運動などの生活習慣を見直す良い機会ともなりますので、年齢が7歳を超えた頃を目安に、定期健診を受けさせてあげるようにしてください。

健康診断を希望される方へのお願い

健康診断を受けられる際には、ワンちゃん・ネコちゃんを「12時間の絶食状態」にしてご来院頂くよう、お願い致します。
そうすることで、より詳細な検査結果を得ることができるようになります。
ですので、もし朝9時にご来院頂く場合には、前日の夜21時以降は食事を与えないようにしてください。

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